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ヨッピーさんが、ICT教育を語る!障がいを持つ子どもたちに向けた、PC・タブレットを活用する授業のレポートが読み応えあった。

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f:id:sitk:20160813004057j:plain おはようございます。小畑です。

今回は、ヨッピーさんの真面目な!?記事のご紹介。

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障がいを持つ子どもたちに向けた、PC・タブレットを活用する授業のレポートです。

つくば市立春日学園義務教育学校の取り組み

今回、ヨッピーさんが訪れたのは「つくば市立春日学園義務教育学校」いわゆる、ICT教育のモデル校です。Microsoftと提携をして様々な施策を行っているようです。

ヨッピーさんがお話を伺っていたのは、特別支援学級の担任をされている山口先生。山口先生のお話がとても興味深いものでした。全体を通して言えるのは、先生の努力が凄まじい!これに尽きます。

学校自体もそうですけど、ICT教育を本気で取り組むとなると、先生方の意識が変わらないといけない。先生方もやらされてる感が出てしまうと、IT機器が本当に宝の持ち腐れになってしまいます。

詳しくは、ヨッピーさんの記事を見ていただければ感じてもらえるでしょう!

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発達障害

はじめに出てくるのが「発達障害」ということば。なんか聞いたことあるような、ないような。厚生労働省のサイトではこう説明されてます。

www.mhlw.go.jp

発達障害はいくつかのタイプに分類されており、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害、チック障害などが含まれます。 これらは、生まれつき脳の一部の機能に障害があるという点が共通しています。同じ人に、いくつかのタイプの発達障害があることも珍しくなく、そのため、同じ障害がある人同士でもまったく似ていないように見えることがあります。個人差がとても大きいという点が、「発達障害」の特徴といえるかもしれません。

なるほどですね。発達障害にはいくつものタイプがあり、個人差が大きいようです。山口先生もこのようにインタビューで答えてますね。

一律で『発達障害の子供にはこう教えましょう』っていうことができないんですよ。だからこそ一人一人に合わせたカリキュラムを組んであげる必要があるんです

この言葉には、とても重みを感じます。通常の学校では、生徒はみんな横並び。誰かに合わせないといけない。そんな学校教育で果たして良いのだろうか。山口先生の言葉を聞いて、そう思わずにはいられませんでした。

すべては先生の努力次第

これでテストを受けている子が、みんなと同じテストの形にこだわっているので、テストの形は変えずに音声を私自身で吹き込んでいます」

先生の努力はすさまじい。本当に好きじゃないと続かないな。。。山口先生のクラスは8名しかいない。これが40名学級だと先生も生徒ひとりひとりに手が回らなくなることは目に見えている。山口先生、素晴らしすぎるわ。すべては、山口先生の努力の賜物です。

障がいを持つ子供達が、タブレット等を使いこなせるようになれば、きちんとコミュニケーションが取れるようになる。しかも、学力向上にも役に立っている。これは素晴らしい。山口先生の努力も素晴らしい!成果も出ているようで、今後の広がりにも期待したいですね!

ぜひ、ヨッピーさんの記事をじっくりとご覧ください!

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さいごに

ICT教育には大変興味があります。聞いた話によると、タブレットなどのデバイスを授業に取り入れるのに、先生方が大変なようです。覚えることが増えるし、通常の授業をしないといけないし、で導入コストが高い。

パソコン好きなら良いんですけどね。みんながみんな、そうではないですから。かつ、中華系の安い端末をつかまされると、使い物にならないらしい。そういえば、そんな記事を昔書いたな。

www.kobatatakayuki.com

www.kobatatakayuki.com

あと、インフラの問題。職員室までは高速回線通ってるけど、各教室までが貧弱とか。実際の現場では問題は山積みなようです。(3年前の大阪のお話)

私は、アクセシビリティの勉強を引き続き頑張ろう。ピンク本はまだ途中。。。

おわり。