実は「人力」だった!日本最大のメディア 「ヤフーニュース」はこうして作られる。
こんばんわ。
世間では、百田尚樹氏の「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」発言が話題になっておりますが。
今日は、文藝春秋の記事より。
メディアについてあれこれです。
キュレーションアプリの台頭
近頃は、ニュース系キュレーションアプリがたくさん出ております。
などなど。
いろいろ試してみましたが、結局毎日見るアプリって限られますよね。
ここ最近は、下記のアプリで毎日ニュースをチェックするようになりました。
これに加えて、日経電子版。(キュレーションアプリではありませんが)
だいたい、これは欠かさず読むようにしております。
巨大メディア Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、誰もが知ってる巨大メディア。
ページビューも広告料も半端ないですよね。
つまり、Yahoo!で取り上げられたら、バズる可能性が高くなるということです。
「現在、広報の仕事はヤフトピに掲載されるようなリリースを出すことに集中していると言っても過言ではありません。宣伝費用で考えれば、ヤフトピに一回載れば数千万円程度の広告効果がありますから当然ですよね。ミーティングでもここ数年、どうやってヤフトピに載せるかが話し合われてきました。正直言って、日経新聞の経済面に掲載されるより、ヤフトピに載るほうがお客さんの反応が大きいですから」
日経よりも反応がいいっていうのは、うなずける気がします。
うちの嫁や父なんかも、Yahoo!ニュースをチェックしてますからね。
つまり、Yahoo!を使ってる人は専門家ではない一般の人が見てる傾向が強いということだと推測しております。
だからこそ、一般消費者に一番近い目線でニュースが配信されるのではないでしょうか。
ニュースの見出しの付け方が秀逸。
去年放送された「カンブリア宮殿」で、Yahoo! JAPANの社長、宮坂氏が取り上げられておりました。
この中で、
日々200を超えるメディアから入ってくるニュースの見出しを独自に編集することで、大手新聞の存在感を超えつつあるYahoo!ニュース
とありますが、この見出しの付け方が秀逸。
Yahoo!ニュースの担当者には、元新聞記者の方が多く在籍してるようです。
これは、大きな強みになりますねぇ。
更には、スピード感が半端ない。
高倉健さんがお亡くなりになった時の記事の出し方とかは、見てて「これは真似できないな。。。」と。
常にアンテナを張り巡らせて置かなければいけないし、1分1秒を争うような世界。
いつ、何時、どんなニュースが舞い込んでくるかわかりませんからね。
ヤフーニュースは単純なアルゴリズムではなく、基本的に「人力」でトピックスに掲載する記事を決めている。どの記事をトピックスに掲載するのか、その権限を持っているのが、ヤフーニュース編集部である。
で、更に驚いたのが。。。
記事を自動で取得して、掲載しているのかとおもいきや、、、
手動ですよ、手動。 更には、人力で見出しを書いて公開しておりました。
キュレーションアプリが乱立している今。
Yahoo!ニュースの取り組みは一手間かかっており、ちょっと考えさせられました。
記事をただ横流しするだけでなく、きちんと中身を判断した上で見出しをつけて、ニュースに新たな生命を吹き込む。 人力も捨てたもんじゃないですね。
Yahoo!ニュース、見くびってました。。。
ということで、今日からYahoo!ニュースもチェックすることにしよう。
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でわでわ。