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【HTMLのお勉強】HTMLを構成する7つの基本構成要素:段落

今回は、、、

「段落」のお話をしたいと思います。

その前に。

前回のおさらい

前回「見出し」のお話をしました。

覚えていますか?

ちょっと、おさらいをしておきましょう。

よく言われる「1ページにH1は1つ」説。

W3C仕様書には「H1は1文書に1つ」という定義はされていません。

ここで重要なのは

「文書の目次を自動生成するために用いられたりもする」

ということです。

簡単に言うと、

「見出しを追いかければ、その文書の内容がわかる」

ことが求められているんですね。

そう考えると「見出し」の使い方も理解しやすいのではないでしょうか?

ISO-HTMLの仕様書には、きちんと定義されています。

きちんと順序を守って使ってねーと書いてましたね。

仕様書を読み解いていくと、奥が深いですね!

これらを踏まえて、今回のお話に行きましょう。

段落(ブロック要素)

段落。要素で言うと「P」です。

仕様(日本語訳)では下記のように定義されています。

http://goo.gl/shgOl

P要素は、1つの段落を表し、P要素自体を含め、

ブロックレベル要素を内容とすることはできない。

本仕様は、著者に対し、空のP要素を用いないよう奨める。

ユーザエージェントは、空のP要素は無視する必要がある。

前回の「見出し」のように、説明することは少ないのですが、上記に書いてあるままですね。

ここでは「ブロックレベル要素を内容とすることはできない。」とあります。

HTMLで大事なのは、この入れ子関係。

親と子の関係を理解できないと、正しいHTMLを書くことができません。

親子関係は、すべてDTDに記載されています。

下記はP要素の内容です。

<!ELEMENT P - O (%inline;)*            -- paragraph -->

<!ATTLIST P

  %attrs;                              -- %coreattrs、%i18n、%events --

>

簡単に説明すると、、、

P要素の中にはインライン要素しか入りません!と書いてます。

かなりざっくりですがw

詳しく知りたい方は、ググッてみてください!

このように、DTDまで理解できるようになると、要素の使い方がわかります。

大抵の人は、ここまで読みとかないんですね。

めんどくさいから?

こんなのあったの知らんかった!って言う方もいるでしょう。

HTMLは奥が深い学問なのです。

一度、理解できるようになると難しいことはないので、

何事もチャレンジしていきましょう!

今一度、自分のコードを見なおしてみてください。

P要素の中にDIVなんて入れてはダメですよw

いかがでしたか?

前回の「見出し」と今回の「段落」。

これらを理解するだけで、文書の5割程は作成ができます。

残りの5割を身につけることができれば、怖いもの無しです!

これで、あなたもプロフェッショナル!

それでは、また次回!

※HTML4.01をベースにお話をしています。