【ワークショップ】樽本徹也のUXミニ塾 in 京都 「描いてみよう!ペルソナとジャーニーマップ」に参加してきた。(※追記あり)
最近、何かと京都に行くことが多いです(๑´ڡ`๑)
今回は、こちらのワークショップイベントに参加してきました。
場所はロフトワークさんが運営している、MTRL KYOTO(マテリアル京都)。
こういう場所、いいなーといつも思っています。
なんといっても、会場は、築110年建物。
これ、見るだけでも価値あるなと思いました。
では、本題にいきましょう。
ペルソナとは
箇条書きですが。。。メモ。
- すべてのお客さまのために! ← この考えはだめ。
- 1人のためにデザインしよう!
- ペルソナとは、「ある個人のユーザー」のこと
- つまり、仮想のユーザー
架空と仮想は大違い
- 架空とは、勝手に想像したもの
- 事実ではないが、仮に想定したもの
たとえば、、、「仮想敵国」
仮想敵国(かそうてきこく、英: hypothetical enemy)は、軍事戦略・作戦用兵計画を作成するうえにおいて、軍事的な衝突が発生すると想定される国をいう。 一部には仮想敵国イコール敵国との誤解も存在するが、必ずしも敵国となるという意味ではなくあくまでも想定である。旧日本軍では「想定敵国」、自衛隊用語では「対象国」と呼ぶ。
「架空敵国」になってしまうと、計画する上ではなんの信ぴょう性もなくなってしまいますね(;´Д`)
ペルソナをつくる
ペルソナとは、「パターンを擬人化して、優先順位をつけたもの」のことを指す。
つまり、「ペルソナとは人ではない」ということを頭にいれておく。
では、細かくみていきます。
パターンを見つける
- 5〜6人で話をしたら、1パターンのペルソナができあがる
- 10人で話をしたら、2〜3パターンのペルソナができあがる
ただし、10人以上で話をしても、だいたい2〜3パターンのペルソナができあがる。
粒度の問題もあるが、、、細かく分けすぎてもペルソナにならない。
だいたい、2〜3パターンに収まる程度のペルソナがちょうどいい。
ということで、ペルソナのパターンを見つけていきます。
アイデアだし。
擬人化
続きまして。
見つけたパターンを擬人化していきます。
ここでは、パターンに命を吹き込むわけですね!
ペルソナに、親しみを持たせて、対象に関心をもたせます。
擬人化のポイントとしては、
- 見た目、ビジュアル(イラストなど)
- プロフィール(名前を付けてあげる!)
これをやるだけで、ググッと身近な存在に感じることができるでしょう。
作ったのは、こんな感じ。(名前つけてない、、、)
必ず優先順位をつける
ここは、さらりと。。。
- プライマリー優先で考える
- 要求をしぼっていく
先ほど、各自で作ったペルソナを分類分けしていきます。
3パターンでてきましたー!
ここでは、一番多い体育会系のパターンで進めていきます。
出てきたものを、合成!
出来上がったのが、こんなペルソナです。
ポイントとしては、
- タグラインをつける
- 一言しゃべらせる
これで、さらに身近になります。
この作業は楽しいな。
他のグループのペルソナは、こんなのでした。
失敗ペルソナ
こちらも、メモ程度に、、、
- ぼっち:複数出して、比較すること
- メッキ:見た目だけ気にしたらダメ、見た目と役に立つものは違う
- 身元不明:インタビューしないとダメ
- フランケン:市場調査を適当に切り貼りすること
- ゾンビ:聞き逃した(;´Д`)
カスタマージャーニーマップ
ペルソナ作りで時間を使いすぎたようで、、、
カスタマージャーニーマップは、駆け足でワークショップ。
ジャーニーマップとは、、、
- 表(整理、比較できるもの)
- インフォグラフィックスに近い
- ペルソナを時間軸に沿って動かしたもの
参考例
この辺が有名ドコロ。
まずは、ここを見ておけばイメージつきますね。
ジャーニーマップの必須項目
- ステージで分ける(時間軸)
- ステップを挙げる(箇条書き)
ということで、実際にやってみました。
まずは、インタビュー!
これが、なかなか難しい。
出来上がったペルソナはこんなの。
イラストも、ええ感じに描いていただきました!
続いて、ジャーニーマップの作成
ポイントは、こちら。
- フェーズ分け
- 行動を項目化
- 心の声
- ネガティヴな感情
- ポジティブな感情
を書き出していくと、下記のようになりました。
他のグループは、こんな感じ。
さいごに
樽本さん、きさくな方でした!ありがとうございました!
実際に、自分の手を動かしてみないと、理解できませんね。
どうやって、社内に浸透させていくか、、、が課題ですね(๑´ڡ`๑)
樽本さんの本もよさ気なのでポチりました。
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おわり。